2006 年
1 月
26 日
カテゴリ:調査活動/視察
6回の「憲法学習会」から学んだこと
|
調布・生活者ネットワークは、05年8月から6回にわたって開催した「私たちの暮らしと憲法」連続学習会。最終回の06年1月22日には、ジャン・ユンカーマン監督作品「日本国憲法」をみて、意見交換をしました。 連続講座は、いったん終了としますが、今後も、日本国憲法を語り合う小さな集まりを数多く開いていきたいと思います。
■現行「憲法」は、日本帝国への反省から生まれた! 憲法を1条ずつ読み進むうち、学校では理念や基本原則しか学ぶことの無かった憲法が、非常に事細かく、「拷問の禁止」や「逮捕されるときの条件」などを規定していることに気付きました。その理由を考えるとき、戦前の悪法「治安維持法」のもとで「理由も無く逮捕されたり、拷問で殺されたりした 国家による残虐な暴力が、戦争直後の日本人には「庶民にも身近な問題」として意識されていたからではないでしょうか。 今、憲法のもとで当たり前のように、個人の権利が与えられていると考えているとすれば、それは大きな誤りだということも再認識しました。 『憲法の一条1条は、戦争の惨禍を経て日本人が獲得したものだ』ということを、あらためて実感した学習会でした。
■世界の英知が絶賛する「日本国憲法」 映画「日本国憲法」は、日本の平和問題に関心を寄せる、日本やアメリカ、中国を始めとするアジアの知識人が、日本国憲法が作られる過程や憲法制定の意義などについて語るインタビュー形式のドキュメンタリーです。 映画からは、憲法9条こそが戦争責任への日本の謝罪であり、それを60年間守りつづけてきた日本国民の姿がアジア諸国の人々に安心感を与えてきた、ということを素直に理解できました。 学習会に参加してくれた人からは、「米軍の機銃掃射に合ったとき、飛行機の中で笑っている米兵の顔が見えたのよ」、「憲法発布の日には、日本国中が狂喜乱舞していた」という体験や、「映画を見て憲法や作った人の思いに触れました」「戦争では、強いストレスが人を残虐にしてしまうんですよ」といった感想が語られました。
世界の知識人が絶賛する憲法を持っている私たちは、これを簡単に手放していい訳がありません。 今後も、こうした集まりを継続して平和への思いを共有する人の輪を、大きく確実に広げていきたいと思います。
|
|
|
調査活動/視察 最新20
|